NO.7 スポーツ✖️ウエイトトレーニング。
今回は、スポーツとウエイトトレーニング(この後からウエイトと略します。)の関係について
話していこうと思います。
ではさっそく本題へ。
◯ウエイトをすると体が重くなる?
→NOです!
よく「ウエイトをすると体重くなるからやらない」という人がいますが、
その原因として考えられることは
①疲労が取れていない
→トレーニング後に交代浴(水→お湯を繰り返すこと)をしたり、タンパク質をしっかり摂取し、休養をとることを意識しましょう。
②スケジュールを計画していない
→まず、オフ中とシーズン中で同じ頻度でメニューを組むことはしません。
シーズン中は試合から1番遠い日にウエイトトレーニングをするといいと言われています。
試合をしてそこまで疲労がないならその日にやってしまうのが1番です!
ちなみに今は分かりませんが、
サッカーの中村俊輔選手は、試合後にクラブの練習場に戻り、筋力トレーニングや、有酸素運動、
体のケアを怠らないそうです!
さすが一流アスリートですね。
③柔軟性の低下
→動きにくくなるというのは、筋肉がついて体が重くなるのではなく、ウエイトにより緊張し硬くなった筋肉をほぐさないから。
鍛えるだけでなく、ストレッチを行うことが重要です。
上記のような事を気をつけてみてください。
ウエイト自体には体の重くなる要素はないですし、高いパフォーマンスを発揮するためには
ある程度の筋肉のボリュームは必要になってくると思います。
だって、NFL(アメフト)の選手たちを考えてみてください。
あのカラダで、
あのスピード、アジリティを持っているんですから!
このような事から僕はスポーツにはウエイトが必要だと思っています!
では、なぜ必要かというのを少し詳しく話していきたいと思います。
◯スポーツにおけるパフォーマンス
ではまずこの写真のピラミッドを見てください!(手書きで見にくくてすいません😂)
ピラミッドというのは、
土台がしっかりしていないと上に高く積んでいくことはできません。
(この写真では、サッカーと言っていますが、
これはスポーツ全般に言えることだと思います。)
スポーツにおけるパフォーマンスの土台となるのは、
「パワーを出すテクニック」です
そしてこのパワーを出すテクニックというものの初歩こそ、
「ウエイトトレーニング」になるのです。
そして各部位の筋肉の使い方を知る
という面においてもかなり役に立つと思います。
サッカーを例にあげますが、
シュートを打つ時の脚の動きに連動して使われる筋肉、
相手の切り返しについて行く時に地面を蹴る筋肉、
ジャンプする筋肉、止まる時の筋肉など、
それぞれによって、
使う筋肉が変わってくるのです。
ですが、試合中やレース中、
「今、この動きはももの前を使って、次はももの裏とお尻を使って…」
こんなこと考えていたら全身に余計な力が入ってしまいますし、そもそも考えている時間なんて無いですよね。
相手がいるスポーツなら尚更です。
動かし方を考えている間に相手が自分の前からいなくなってしまっては元も子もないですよね笑
この前、TVで陸上の山縣亮太選手も言っていましたが、
「考えずに身体を動かした時に良い状態になっているのが、一番速い。」
(写真1番右)
僕もまさにそうだと思います!!!
その、「考えずに良い状態で動くようにする」ためには、ウエイトトレーニングで日頃からそれぞれの筋肉の動かし方、力の入れ方を知るという事が適していると僕は思っています。
さらに、僕のNO.4でも書いたように
骨、腱、靭帯といった組織を強化してくれる
という役も担っている訳です。
僕も色々考えながら本格的にウエイトトレーニングをしていた専門学校3年目の年では大きな怪我はシーズンを通して一度もありませんでした!
スポーツをされている皆さん、
筋肉をつけることはもちろん、
パフォーマンスの向上や怪我の防止にも繋がってくるウエイトトレーニング、
是非試してみてはいかがですか💪🏽
おわり。